うらすけこんにちは。現役教育コンサルタントの「うらすけ」です!
大切なお子さんのための学習教材選び、本当に悩みますよね。
特にタブレット学習のシェアNo.1と言われることも多い「スマイルゼミ」は、周りのママ友でも使っている人がいたり、テレビCMでも頻繁に見かけたりするので、有力な候補として気になっている親御さんも多いはずです。
しかし、いざ申し込みを検討しようとスマホで検索窓にサービス名を入れると「後悔」「最悪」「やめた理由」「ゴミ」といった、見るも無惨なネガティブキーワードがズラリと並んでいて、思わず申し込みの手が止まってしまったのではないでしょうか。


「高いお金を払って失敗したくない」「子供がすぐに飽きてしまって、タブレットがただの板になったらどうしよう」と不安になるのは、親として当然の防衛本能です。
教育費は決して安くありませんし、一度契約したら携帯電話のように簡単に解約できないイメージもありますよね。
実は、ネット上に溢れる「スマイルゼミで後悔した」という口コミやブログ記事を詳細に分析していくと、その原因は教材の質そのもの(コンテンツが悪い)というよりも、「料金システムの複雑さ」や「事前の期待値とのズレ」、「家庭の運用ルール不足」にあることが9割です。
この記事では、教育コンサルタントとしての視点と、実際のユーザーの声を交えながら、スマイルゼミの良い面だけでなく、誰もが陥りやすい「契約の落とし穴」や「デメリット」を包み隠さず徹底的に解説します。
事前にリスクを知っておけば、後悔を回避することも可能です。
- 高額なタブレット代金と解約時の請求ルールの詳細
- 幼児や小学生にとっての学習効果とゲーム依存のリスク
- 全額返金保証の正しい利用方法と意外な落とし穴
- 後悔しないために比較すべき他社サービスの選び方



スマイルゼミ、チャレンジタッチ、Z会どれが合っているのか確認したい方はこちらを見てみてください!






スマイルゼミで後悔する主な原因と悪い口コミ



スマイルゼミは、ジャストシステムという日本の教育現場やIME(日本語入力システム)を知り尽くしたIT企業が開発した、非常に完成度の高い教材です!
それでもなお、利用者全員が満足しているわけではありません。解約に至ったユーザーの声を深掘りすると、後悔するポイントは大きく分けて「お金の問題(財務的要因)」と「学習効果のミスマッチ(教育的要因)」の2つに集約されます。
ここでは、契約前に必ず知っておくべきネガティブな側面の構造的な要因を、オブラートに包まず解説します。
タブレット代金が高額で最悪という評判の真実
スマイルゼミに関する「後悔」の中で最も件数が多く、かつ家計への心理的・物理的ダメージが大きいのが金銭面でのトラブルです。その中心にあるのが、専用タブレット「スマイルタブレット」の価格設定と、特殊な支払い構造です。
おそらく皆さんが広告や公式サイトのキャンペーンページで見かけるのは、「タブレット代実質0円」や「入会時タブレット代 10,978円(税込)」といった、比較的安価で導入しやすい金額ではないでしょうか。
「月々の会費数千円にプラスして、初期費用1万円ちょっとで専用の高性能タブレットが手に入って始められるなら、まあ安いものだ」と感じて契約される方が多いのですが、実はここがスマイルゼミ最大の落とし穴であり、後悔の入り口です。
「実質価格」の裏側にある定価の存在
実は、入会時に支払う10,978円(キャンペーン時はさらに安いこともあります)という金額は、あくまで「1年以上継続して利用すること」を約束手形として差し出すことで適用される、大幅な割引価格なのです。では、割引がいっさい適用されない、本来のハードウェアとしての「正規価格」はいくらだと思いますか?


知っておくべき「定価」の事実
スマイルゼミ専用タブレットの正規価格は、税込 43,780円です。
(出典:スマイルゼミ公式サイト「会費のご案内」)



「えっ、子供のおもちゃみたいなタブレットなのに、4万円以上もするの!?」と驚かれるかもしれません。
しかし、このタブレットは市販の安価なAndroidタブレットとは訳が違います。子供が画面に手をついて書ける「パームリジェクション機能」や、鉛筆のような微妙な筆圧を検知する高性能なデジタイザーペン(ワコム社等の技術)を搭載しており、さらに落下などの衝撃にもある程度耐えられるよう頑丈に設計されています。
iPadなどのハイエンドタブレットと比較しても、学習専用機としての堅牢性や性能はしっかりコストが掛かっている正当な価格なのです。
「騙された」と感じる心理的メカニズム
問題は、価格そのものではありません。ユーザーがこの「本来は4万円以上する高価な精密機器を、分割払いのような形で、あるいは条件付きの割引で安く手に入れている」という認識を持たずに契約してしまうことが問題なのです。
多くの保護者は、「入会金みたいなもの」として初期費用を捉えています。
そのため、いざ辞めようとしたときに「約束の1年経っていないので、割引した分を返してください(=追加請求)」と言われると、寝耳に水の状態になります。
「キャンペーンで安く買えたと思っていたのに、辞めるときに追加で請求が来て詐欺だと思った」「違約金なんて聞いてない」という怒りの口コミが見られるのは、この仕組みを十分に理解しないまま、軽い気持ちでスタートしてしまったことが原因です。
法律上は「違約金」ではなく、「端末代金の未払い分の精算」なのですが、ユーザーの心理としては「辞めるだけで数万円も取られるなんて、罰金を取られた気分だ」と感じてしまうのも無理はありません。
しかし、メーカー側からすれば「1年使うという約束で3万円以上値引きしてあげたのに、すぐに辞めるなら値引き分は返してもらわないと赤字になる」という理屈になります。この認識のギャップこそが、金銭的な後悔を生む最大の火種となっています。
解約時の違約金やタブレット残債で損する仕組み
前項で「タブレット代の仕組み」について触れましたが、ここではさらに具体的に、「どのタイミングで解約すると、いくら損をするのか」というシミュレーションを深掘りします。



「どのタイミングで解約すると、いくら損をするのか」を曖昧にしたまま始めると、家計に痛い目を見ることになります。しっかり押さえておきましょう!
最も危険な「6か月未満」での退会
スマイルゼミのタブレット代請求ルールは、利用期間によって大きく2段階に分かれていますが、最もリスクが高く、絶対に避けたいのが「入会から6か月未満」で退会する場合です。


この期間に解約すると、入会時に支払った10,978円(税込)とは別に、タブレット代の差額として約32,802円(税込)が一括で追加請求されます。最初に払ったお金と、辞めるときに払うお金を合計すると、43,780円。
つまり、半年も使っていないのに、定価の全額を負担させられることになります。
子供に合うか分からないから、とりあえず3ヶ月くらい試してみようかな〜



この軽い気持ちが、一番危険です。
もし3ヶ月で子供が「もうやりたくない」「紙の方がいい」と言い出した場合、親御さんは進退窮まる状況に追い込まれます。
「辞めると3万円請求されるから、とりあえず半年は続けなさい!」と子供を叱りつけて無理やりやらせる……なんていう悲劇は避けたいですよね。これは教育上も良くありませんし、親子の信頼関係にもヒビが入ります。
期間別の請求額一覧
| 利用期間 | 退会時の追加請求額(目安・税込) | 状況解説 |
|---|---|---|
| 6か月未満 | 約32,802円 | 【最大のリスク】事実上の定価購入。最も損をするパターン。 |
| 6か月以上〜12か月未満 | 約7,678円 | 負担額は大幅に減るが、まだ追加支払いが必要。「ここまで来たら1年続けよう」となる人が多い。 |
| 12か月以上 | 原則0円 | タブレット代の精算は完了。いつ辞めても追加請求なし。タブレットは自分のものになる。 |
表を見ていただくと分かる通り、6か月というラインを超えれば、追加請求額は7,000円台までガクンと下がります。これなら許容範囲という方も多いでしょう。
しかし、それでも「辞めるのにお金を払う」という行為自体にストレスを感じる人は少なくありません。
「12か月一括払い」の返金マジックにも注意
さらに注意が必要なのが、会費を「12か月一括払い」で支払っているケースです。
一般的に、サブスクリプションサービスは年払いの方が月々の単価が安くなるためお得です。スマイルゼミも同様に年払いがお得なのですが、途中解約する場合の返金計算式には注意が必要です。
一括払いをしていて途中解約する場合、「すでに受講した期間の会費を、割引のない『毎月払い(定価)』の単価で再計算して、支払い済み総額から差し引く」というルールがあります。
つまり、年払いで得ていたはずの割引メリットが消滅するのです。
その結果、手元に戻ってくる返金額は、「残りの月数分がそのまま戻ってくる」というイメージよりも、かなり少なくなります。ここに前述の「タブレット代の追加請求」が相殺されると、場合によっては返金どころか追加徴収が発生したり、戻ってきても数百円だったり、ということが起こります。
「年払いしたのに、ほとんどお金が戻ってこなかった」という不満の声は、この二重の精算ロジックによって生まれています。
損をしないための鉄則
スマイルゼミを始めるなら、「最低でも1年間は続ける」という固い決意と覚悟が必要です。
もし「続くか分からないけど試したい」という状態であれば、専用タブレットを購入しないタイプの他社教材(リクルートのスタディサプリなど)や、無料体験期間が明確に設定されているサービスの方がリスクは圧倒的に低いです。
幼児や小学生には簡単すぎて意味ないという感想


次にお金以外の「学習内容」に関する後悔を見ていきましょう。
よくあるのが、難易度のミスマッチです。「スマイルゼミをやらせてみたけれど、簡単すぎて意味がなかった」「遊び感覚すぎて勉強になっている気がしない」という声です。これは特に、教育熱心なご家庭や、地頭の良いお子さんの場合に発生しやすい問題です。
「教科書準拠」の限界
大前提として、スマイルゼミのカリキュラムは「学校の教科書準拠」で作られています。これはどういうことかと言うと、公立小学校の授業進度にぴったり合わせ、「学校で習う内容を100%理解し、カラーテストで平均点〜高得点を安定して取る」ことをゴールに設計されているということです。



全国トップレベルを目指すような設計ではありません。
そのため、以下のようなお子さんにとっては、確かに「物足りない」と感じる場面が多いでしょう。
- 公文式などに通っていて、すでに学校の勉強は余裕で理解できている子
- 知的好奇心が旺盛で、どんどん新しいことを知りたい幼児
- 中学受験を視野に入れていて、教科書レベル以上の応用問題や思考力問題を解きたい子
特に幼児コースや小学校低学年のコースでは、学習意欲の高い子が始めると、毎月1日に配信される「今月の講座」を数日で、早ければその日のうちに全て終わらせてしまうことがあります。
もちろん、繰り返し学習することは記憶の定着において重要ですが、子供からすれば「もう全部やっちゃったから、あとはやることがない。同じ問題ばかりでつまらない」となってしまいます。
無学年学習「コアトレ」で解決できるか?
スマイルゼミには「コアトレ」という、学年を超えて先取り学習ができる無学年学習機能が搭載されています。これは非常に優れた機能で、小学生でも中学数学まで進むことが可能です。



コアトレはあくまで計算や漢字などの「基礎トレーニング」が中心です。
中学受験レベルの複雑な特殊算や、長い文章を読み解く読解問題、記述力が求められる理科・社会の記述問題などが無限に出題されるわけではありません。あくまで「処理能力」を高めるためのツールに近い側面があります。
親御さんとしても、毎月数千円の会費を払っているのに、月初の数日しかタブレットを開かず、あとはゲームしかしていない姿を見れば「これなら市販のドリルを本屋で買ったほうが安上がりでマシだった」「コストパフォーマンスが悪い」と感じてしまうのも無理はありません。
退会理由として「簡単すぎた」が挙がるのは、優秀なお子さんを持つご家庭ならではの贅沢な悩みとも言えますが、明確なミスマッチの一つです。
中学生や高校生の成績が上がらない失敗パターン
では逆に、勉強が苦手な中学生や高校生ならスマイルゼミで成績が爆上がりするのでしょうか?
「勉強が苦手だからこそ、分かりやすいタブレット教材がいいはず」と考えがちですが、残念ながらここにもタブレット学習ならではの落とし穴があります。
それは「わかったつもりになりやすい」という受動的学習のリスクです。
「動画を見る」=「勉強した」という錯覚



スマイルゼミの授業動画やアニメーション解説は、本当に分かりやすく作られています!
文字だけの参考書を読むのが苦手な子でも、映像と音声ならスッと頭に入ってくるでしょう。「なるほど、そういうことか!」と理解させる力はピカイチです。しかし、これが落とし穴です。
「授業を見て理解すること(インプット)」と「自力で問題が解けること(アウトプット)」は全く別の能力です。
例えば、料理の動画を見て「作り方はわかった」と思っても、実際に包丁を持ってキッチンに立つと手が動かないのと同じです。
スマイルゼミの場合、解説動画を見た後に演習問題が出されますが、多くが選択式や並べ替え問題、あるいはヒントが出せる形式です。そのため、うろ覚えの状態でも、勘でタップしたり、すぐにヒントボタンをチラ見したりすれば「正解」できてしまいます。画面上では「花丸」がもらえて、AIも「よくできました」と褒めてくれます。
陥りやすい「作業ゲー」化
画面上の「正解」の丸が増えていくのは気持ちが良いものですが、それが単なる指先の作業になってしまっているケースが多々あります。
脳に汗をかいて考え抜くプロセスが抜け落ちたまま、「今日はこれだけ進んだ」という達成感だけが得られるのです。これを私は「学習の作業ゲー化」と呼んでいます。
強制力の欠如と溜まっていく未受講講座
その結果、いざ学校の定期テストで記述式の問題が出されると、「あれ、見たことあるのに書けない」「漢字が思い出せない」「途中式が組み立てられない」という事態に陥ります。



親御さんから見れば、「毎日タブレットに向かっているのに、全然点数が上がらないじゃない!」という不満に繋がりますね。
さらに、中高生になると親の目が届きにくくなるため、タブレットを開く頻度そのものが下がるケースも深刻です。
塾のような「行かなければならない場所」や「先生という監視役」が存在しないため、部活で疲れて帰ってきたり、LINEの通知が気になったりすると、どうしても学習は後回しになります。
スマイルゼミにはAIによる学習プラン作成機能や、保護者への進捗レポート機能がありますが、これらはあくまでサポートツールです。
最終的にタブレットの電源ボタンを押すのは本人です。
「未受講の講座が毎月積み上がっていく一方なのに、会費だけが毎月引き落とされていく(解約したいけど子供が『やる』と言うから辞められない)」という状況は、親御さんにとって精神的にも金銭的にも大きなストレスとなります。
ゲームばかりで勉強しない子がやめた理由


スマイルゼミには、勉強嫌いな子供たちの目を輝かせる強力な武器があります。それが「スターアプリ」と呼ばれるゲーム機能です。
勉強して講座を完了すると「スター」が貯まり、そのスターを使って楽しいミニゲームで遊ぶことができるという仕組みです。
さらに、小学生高学年や中学生コースになれば、「Androidモード」として、制限付きながらYouTubeなどの一般アプリやインターネットブラウザを利用することも可能になります。
「勉強のご褒美にゲームができるなら、うちの子もやる気を出すかも!」
そう期待して入会を決める親御さんは非常に多いですし、実際にこのシステムのおかげで机に向かう習慣がついたという成功例もたくさんあります。



ゲーミフィケーション(ゲーム化)要素は、使い方を間違えるととんでもない副作用をもたらす「劇薬」でもあります。
目的と手段が逆転する「勉強ごっこ」
最も多い失敗パターンは、「ゲームをするために、勉強を適当に終わらせる」という本末転倒な行動です。子供は天才的に「楽をして報酬を得る方法」を見つけ出します。
例えば、以下のような行動です。
- 解説動画を全く見ずにいきなり問題に取り組み、適当に選択肢をタップしまくって、まぐれ当たりで正解してスターを稼ぐ(スピードラン)。
- 簡単な計算ドリルや、過去にやったことのある簡単な講座だけをひたすら繰り返してスターを大量に獲得し、苦手な単元には一切手を付けない。
- 親が見ていない隙に、答えを丸写しするようなやり方で進める。



いわゆる「勉強ごっこ」の状態です。
親御さんが「今日は1時間もタブレットに向かっていたから偉いな」と思って画面を覗き込むと、勉強していたのは最初の10分だけで、残りの50分はずっとゲームをしていた……なんてことも日常茶飯事です。
これでは当然、学力は身につきませんし、視力が低下するリスクだけが増えていきます。
Androidモードが招く親子戦争
YouTube視聴専用機になるリスク
特に中学生コースでAndroidモードを解禁する場合、さらに注意が必要です。
勉強用のタブレットだったはずが、いつの間にか「YouTube視聴専用機」に成り下がってしまうケースが後を絶ちません。フィルタリング機能はあるものの、自分の部屋にタブレットを持ち込んで動画ばかり見ていれば、成績が上がるどころか下がってしまうのは火を見るよりも明らかです。
もちろん、保護者用管理ツール「みまもるネット」を使えば、ゲームの利用時間を制限したり、アプリの使用を禁止したりすることは可能です。「勉強を30分やらないとゲームはできない」といった設定もできます。
しかし、ここで新たな問題が発生します。それは「親子間の不毛な対立」です。
ゲームを楽しみにしている子供と、それを制限したい親。
「もっと遊びたい!」
「ダメよ、もう時間でしょ!」
「うるさいな!」
・・・という言い争いが毎日繰り広げられるようになります。
「勉強を楽しくさせるためのタブレット」だったはずが、いつの間にか「親子喧嘩の火種」になってしまうのです。この毎日のストレスに耐えきれず、「これなら紙の教材の方がマシだった」と後悔して解約を選ぶご家庭も少なくありません。
スマイルゼミで後悔しないための対策と他社比較
ここまで、スマイルゼミのネガティブな側面や構造的なリスクについて、かなり辛辣にお伝えしてきました。
読んでいて「やっぱりやめようかな」「怖いな」と思われた方もいるかもしれません。



誤解しないでいただきたいのは、スマイルゼミ自体は非常に質の高い、素晴らしい教材であるという事実です。
実際に、紙の教材では全く勉強しなかった子がスマイルゼミで学習習慣を身につけたり、学校のテストで100点を連発するようになったりした事例は山ほどあります。
要は「道具としての特性」を理解し、自分の子供や家庭環境に合っているかを正しく見極められるかどうかが重要なのです。
ここからは、これまでの「後悔ポイント」を踏まえた上で、失敗しないための具体的な対策と、他社サービスとの賢い比較方法について解説していきます。
チャレンジタッチやZ会と比較して選ぶポイント


後悔しているユーザーの多くに共通するのは、事前の「比較検討不足」です。
タブレット学習といっても、各社サービスによってターゲット層や設計思想は全く異なります。「なんとなく良さそうだから」「CMで見たから」ではなく、お子さんの性格と目的に合わせて選び分けることが、後悔しないための第一歩です。
ここでは、代表的な競合サービスである「進研ゼミ(チャレンジタッチ)」と「Z会タブレットコース」を比較対象として、それぞれの向き・不向きを整理してみましょう。
進研ゼミ(チャレンジタッチ)との比較
【こんな子におすすめ】
勉強が大嫌い、楽しくやりたい、付録が欲しい、机に向かう習慣がない
チャレンジタッチは、エンタメ要素が最強です。
人気キャラクターや豪華な付録、定期的に届く物理的なアイテム(望遠鏡や実験キットなど)で、子供のテンションを上げる仕掛けが盛りだくさんです。「コラショ」などのキャラが応援してくれるので、孤独感がありません。
スマイルゼミは比較的画面がシンプルで「真面目」な作りなので、派手好きな子だと「つまらない」と感じてしまう可能性があります。
逆に、チャレンジタッチは「遊びっぽすぎる」「気が散る」と感じる親御さんには、スマイルゼミの方が向いています。
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Z会(タブレットコース)との比較
【こんな子におすすめ】
成績上位層、難関校志望、記述力を鍛えたい、学校の授業では物足りない
Z会は、シンプルで硬派です。タブレットであっても、良問・難問が多く、中学受験や難関大対策に最適です。
特筆すべきは「記述問題の添削」が手厚いこと。人間がしっかり添削してくれるので、タブレット学習の弱点である記述力をカバーできます。「スマイルゼミでは簡単すぎた」という後悔を防ぐならZ会です。
ただし、難易度が高いので、勉強が苦手な子がやると自信を失うリスクがあります。
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スマイルゼミの立ち位置
【こんな子におすすめ】
平均点を安定させたい、シンプルが良い、余計な付録はいらない、部屋を散らかしたくない
スマイルゼミが最も輝くのは、「学校の授業についていけるようにしたい」「平均点〜平均より少し上をキープしたい」「付録で部屋が散らかるのは嫌だから、タブレット一台で完結させたい」というニーズです。
このゾーンのご家庭にとっては、スマイルゼミこそが最強のツールになり得ます。隣の家の子がスマイルゼミだからといって、うちの子にも合うとは限りません。
まずは「我が子がどのタイプか」を冷静に分析してみてください。
記述力が落ちる心配と紙教材との併用について



タブレット学習全般に対する根強い不安として、「記述力が落ちるのではないか」「字が汚くなるのではないか」「漢字が書けなくなるのではないか」という問題をよく耳にします。
これについても、対策を知っておくことで後悔を防げます。
高性能ペンでも「紙」には勝てない
スマイルゼミの専用タブレットは、画面に手をついて書ける上に、筆圧検知機能も優秀です。タブレット学習の中ではトップクラスに「紙に近い書き心地」を実現しているのは間違いありません。
しかし、それでも「ガラス面にコツコツと書く感覚」は、紙と鉛筆のそれとは物理的に異なります。摩擦係数が違うため、どうしてもペン先が滑りやすく、字が雑になりやすい傾向があります。
また、スマイルゼミの漢字ドリルには自動採点機能がありますが、判定基準によっては、少し形が崩れていても「正解」になってしまうことがあります。逆に、合っているはずなのに判定されずにイライラすることもあります。
選択問題が多いと、どうしても「自分の手で文章を構成して書く」という機会は減少しがちです。
最強の「ハイブリッド学習」のススメ


このデメリットを解消するための最適解は、「ハイブリッド学習」です。つまり、デジタルとアナログの良いとこ取りをすることです。
具体的な運用の提案
平日: 忙しい時間や隙間時間は、準備不要・丸付け不要ですぐに取り組めるスマイルゼミで効率的にインプット学習を行う。
休日・テスト前: 時間のある時は、市販の紙のドリルや漢字練習帳を使って、じっくり書く練習(アウトプット)をする。
このように、役割分担を明確にするのが最も効果的です。
「スマイルゼミに入ったから、これ一本で全て完結させよう」と思い込むと、記述力不足に後から気づいて後悔することになります。むしろ、「スマイルゼミは毎日の学習習慣をつけるためのペースメーカー」「紙のドリルは記述力を補うための筋トレ」というように考えておけば、お互いの良さを最大限に引き出すことができます。
また、学校の宿題(プリントや漢字ドリル)は当然紙で出されるはずですから、それをしっかりこなしていれば、極端に書く力が衰えることはないでしょう。
過剰に心配するよりも、タブレットの利便性を享受しつつ、足りない部分は親がフォローするというスタンスが健全です。
ちなみに、スマイルゼミには「ペーパーライクフィルム」という、画面に貼ると紙のような書き心地になる保護フィルムが市販されていますので、これを貼るだけでもかなり改善されます。



我が子のタブレットにはペーパーライクフィルムを貼っていますが、書き心地はペーパーライクフィルムありのほうが断然良いです!
全額返金保証の期間や手続きの注意点
スマイルゼミには、「全額返金保証」という強力なキャンペーンが用意されていることが多く、これが申し込みの背中を押してくれる大きな要因になっています。「もし合わなくても、2週間以内に返せばタダなんでしょ?」と。
その認識は概ね正しいのですが、細かい条件を知らないと「期限が過ぎていて返金されなかった!」という最悪の事態になりかねません。


ここで絶対に押さえておくべきポイントは、「2週間」のカウントダウンがいつ始まるかです。
「届いてから2週間」ではない!
多くの人は「タブレットが家に届いた日」から2週間だと思っています。
しかし、実際には「タブレットの発送日」を含んでカウントされるケースが一般的です(キャンペーン詳細メールを必ず確認してください)。
つまり、発送されてから自宅に届くまでの配送期間(通常1〜3日程度)や、不在で受け取れずに再配達を待っていた期間も、容赦なく「お試し期間」として消費されてしまうのです。
例えば、発送から受け取りまでに3日かかり、さらに週末まで忙しくて箱を開けずに3日放置してしまったとします。すると、実質的に試せる期間は残り1週間程度しかありません。そこから子供にやらせてみて、様子を見て、判断して……としていると、あっという間に期限が迫ってきます。
電話手続きのハードル
解約は電話のみの場合が多い
さらに注意が必要なのが、全額返金保証を利用するための退会手続きは、Web上のボタン一つでは完了せず、電話連絡が必要になることが多い点です。
期限最終日が窓口の休業日だったり、夕方で電話が混み合って繋がらなかったりすると、手続きが間に合わず、通常の契約(1年縛りなど)が確定してしまいます。
後悔しないためには、以下の手順を徹底してください。
- 申し込み完了メールで「保証期間の最終日」を必ず確認し、スクショをとる。
- タブレットが届いたら、その日のうちに開封して初期設定を行う(忙しくても親だけで設定だけでも済ませる)。
- 期限の3日前くらいを「最終判断日」としてスマホのカレンダーに登録し、アラームをかける。
- 返却時の送料(1,000円〜1,500円程度)は自己負担になることを理解しておく。
- タブレットの箱や梱包材、ペンの袋などは、返却の可能性を考えて捨てずに綺麗に保管しておく。
「全額返金保証」は、あくまで「もしもの時の保険」であり、「完全にノーリスクで長期間お試しできるサービス」ではないことを肝に銘じておきましょう。
解約後はAndroidタブレットとして使えるか
最後に、よくある「解約後の端末活用」についての期待と現実のギャップについても触れておきます。高額なタブレット代を払うのですから、「もしスマイルゼミを辞めても、普通のタブレットとしてYouTubeやネット検索に使えれば元は取れる」と考えるのは自然なことです。



結論から言うと、解約後に端末を初期化(Android化)することで、一般的なAndroidタブレットとして利用することは可能です。しかし、過度な期待は禁物です。
スペックとデータ消失の現実
まず、スマイルゼミのタブレットは、あくまで学習アプリを動かすことに最適化された端末であり、最新のiPad Proや高価格帯のAndroidタブレットのようなハイスペックマシンではありません。
Webサイトの閲覧や動画視聴、電子書籍を読むくらいなら問題なくこなせますが、最新の3Dグラフィックを多用した重いゲームアプリ(原神など)を快適に動かしたり、動画編集をしたりするのにはスペック不足を感じることがあるでしょう。
そして何より重要なのが、一度Android化してしまうと、それまで蓄積したスマイルゼミの学習データ、講座、ドリル、アルバムなどの写真はすべて消去され、二度と復元できないという点です。
「解約した後も、計算ドリルとして下の子に使わせたい」
「過去の講座を復習用として残しておきたい」
こういった使い方は、Android化してしまうと不可能です。
一部のブログ等では、解約後もオフライン(ネットに繋がない状態)で一部コンテンツを残して利用する「裏技」のような方法を紹介している場合もありますが、これは公式が保証する使い方ではありません。
OSのアップデートが走ったり、何かの拍子にネットに繋がったりすると一瞬で使えなくなるリスクが高いため、推奨できません。
あくまで、「スマイルゼミを辞めるなら、タブレットはただの板になるよりはマシな程度に再利用できる」くらいに考えておくのが安全です。「高性能タブレットが安く手に入るチャンス」だと思って契約するのは、明確な間違いですので注意してください。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 1年未満で解約するといくらかかる?
-
利用期間に応じてタブレット代の追加請求が発生します。6か月未満で退会した場合は約32,802円(税込)、6か月以上12か月未満の場合は約7,678円(税込)が、入会時の費用とは別に請求されます。これらは一括払いが基本となります。
- 全額返金保証の期間はいつからいつまで?
-
原則として「タブレットの発送日」を含む約2週間です。手元に届いてからの期間ではないため、配送状況によっては実質的な試用期間が短くなる点に十分注意してください。
- 解約した後もタブレットはそのまま使える?
-
専用の「Android化(初期化)」手続きを行えば、通常のAndroidタブレットとして使用可能です。ただし、スマイルゼミの教材や学習履歴などのデータはすべて消去されます。
- タブレットが故障した場合の費用は?
-
オプションの「タブレットあんしんサポート(年額3,960円)」に未加入の場合、定価(約4万円超)に近い修理・交換費用がかかります。子供が扱うものなので、加入を強くおすすめします。
スマイルゼミで後悔する人としない人の決定的な差


長くなりましたが、スマイルゼミで後悔しないための結論をまとめます。



後悔する人と、満足して使い続けられる人の決定的な差は、「1年以上継続する固い意思」と「親の適切な関わり方」の2点に尽きます。
スマイルゼミは、「学校の勉強をしっかり定着させる」という目的においては、右に出るものがいないほど優秀なツールです。
塾に通うよりも圧倒的に安いですし、送迎の手間もありません。採点も自動でやってくれるので、親の負担も激減します。しかし、「渡しておけば勝手に子供が勉強好きになり、親は何もしなくていい魔法の道具」ではありません。
「最低でも1年は続ける」と決めて初期投資(タブレット代)のリスクを飲み込み、ゲーム機能や学習進捗を親御さんが適度に見守り、時には一緒に喜び、時にはルールを正す。そういった関わりができるご家庭であれば、これほどコストパフォーマンスが良く、子供の可能性を広げてくれる教材はないでしょう。
逆に、「とりあえず1〜2ヶ月試してダメならすぐ辞めよう」「親は忙しいから一切関与したくない」「最難関校合格だけが目的」という場合は、他の選択肢を検討した方が、後々の「こんなはずじゃなかった」を防げるはずです。
ぜひ、ご家庭の教育方針と照らし合わせて、最適な選択をしてくださいね。この記事が、あなたとお子さんの未来を拓く一助になれば幸いです。






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